会社は何のためにある?

おかしいなぁ、会社って仕事をするために行くところなのに。
仕事をするんじゃなくて、会社の中でカッコつけて自己満足するためだけに来る人がいて・・・
で、結局そういう人が増えると会社がつぶれる。
私、その過程を一度目撃したことあります。悲しいことに。

仕事を見ないで自分のことしか見ていない、そんな人がいなくなるようにきちんと見張って
いるのが社長のすべき一番の仕事なんじゃないかと思っています。
だって、社長以外はみんな雇われの身だから。

でも、ダメになる会社は、結局、社長も自分のことしか見ていないみたいです。
オレ、社長になっちゃったよ、すげー、せっかくだから威張っちゃお、みたいな。
周囲には自分のことを持ち上げてくれて、気持ちの良いことしか言わない社員を置けばいい。
厳しいこと言うヤツは面倒くさいから遠ざける。

顧客からの期待とか、関係ないんでしょうね。
というか、顧客も自分と同じくらいいい加減だと思っている。
そのうちに、それなりの商品しか出せなくなって、顧客が離れて行って・・・崩壊。

そのときになって初めて気づく、というか、別にどこかの会社に買収されたらされたでいいや
とでも思っているんでしょうね。壊れるときに誰かに社長の座を譲っておけば、自分のせいだ
とは思われないんじゃないか、くらいのことは考えているかも。

まぁ、こういう甘さ、不誠実さは、ブランドイメージの通った会社だから成り立つものでも
あります。

そんな会社ばっかりで、日本はどうなっちゃうんでしょう。


・・・久しぶりに書いたのに、なんだか重いテーマになっちゃいました。