自分が見るテレビ番組をどう選ぶか

これまでも、実はNHKの広報か?と疑われるんじゃないかと不安になるほどNHKの番組についてブログに書いちゃってる私ですが、最近、テレビについて思うことがあります。
もちろん、私はNHKさんとは、何の関係もございません。あくまで、イチ視聴者でございます。

最近、テレビのことがいろいろと言われていますが、私もイチ視聴者として、思うところがあります。

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テレビといえば、(東京の場合)昔は1,3,4,6,8,10,12という7チャンネルでした。
これにUHFくらいでしょうか。

でも、いったい今は何チャンネルあるんでしょうか・・・?
数えきれません・・・。

こんなにチャンネルが増えたから起きていることは・・・、
まず、今まで以上に番組数が増えたということ、でしょうね。

例えば、映画が好きならばずーっと映画ばっかり見ていることもできますし、ゴルフが好きならゴルフばっかり見ていることもできます。

7チャンネルしかなかった場合、こんなことは許されませんでしたよね。
見る人全員のニーズを満たすためには、ありとあらゆる番組を流す必要があったはずです。
公共性が高かった。

ですから、ちゃんと、それに見合うような番組編成だったはずです。

でも、何チャンネルもあれば、そのチャンネルは、見たくなければ見なければよいわけです。
例えば、もっと高質の番組を見たい、と思うのであれば、そういうチャンネルを買えばいい、という発想になる。
そして、タダのチャンネルは、どうせタダなんだから、と、広告をずっと流したり、番組を最初から作るのではなく、どこかから持ってきて放送すればよいわけです。

でも、出る側が、どうせタダなんだから、といって、いいかげんな番組を流すようなテレビ局、やっぱり良くないんじゃないかなと思います・・・。

やっぱりそれっておかしいですよね。
私の老親もそうですが、昭和の時代を長く過ごした人は、チャンネルを買うという発想がそもそもありません。
そういう人たちは、いまだに、テレビはかつての同じようなテレビだと思っているかもしれません。
実は、タダで見られる番組の質がどんどん低下しているということに気づかずに。

地上波の局の中で、これは面白い、と思える民放の番組は年々少なくなっていくように思います。
まともなのはNHKくらい、だから、NHKの話ばっかりになっちゃうんですよね。
でも、NHKもタダじゃないですよね。