子供を叱ること

私には子供はいません。
でも、必要な時には、外で見知らぬ子供を叱ることがあります。

子供は大抵、親にはしょっちゅう叱られています。
ですから、ちょっとくらい何かを言われても聞かない場合があります。


昨日も、デパートの地下食品売り場で、帰省用のお土産を買っている私の近くで、小学校3〜4年生の男の子が、幼児を乗せるカートの椅子の部分に座って遊んでいて、しかも途中で立ち上がるなどしていたのです。

そもそもそんな年齢の子供が乗るようなものでもないですし(自分で歩けよ大きいんだから)、立ち上がったら明らかに安定が悪く、今にも倒れそうです。

そこで、小さな声でその子の目を見て、「君、あぶないよ」と言いました。

すると彼はすぐに遊ぶのを止め、親のところに走って行きました。


1ヶ月くらい前にも、カフェで昼ご飯を食べていたところ、数メーター先の子どもが会計票を入れる丸い筒をテーブルに叩きつけて音を立て始めました。親に言われても止めようとしません。

そこで、私は彼の目をみて、「う・る・さ・い」と口を動かしました。すると、彼もすっと止めました。

親がいくら注意しても、わかっていても、やってはいけないことをしてしまう子供というのはいます。
本気で叱られていると思っていないんでしょうか。
やっちゃっても別にいいやと思っているのでしょうか。

だからこそ、「それは親じゃなくても注意することなんだ」ということをわかってほしいので、そういうことをします。


但し、親に見つからないようにするのがポイントです。
最近はヘンな親が多いですから。


夏休み、家族連れと出くわすことが多いですが、みなさんも、いけないことはちゃんといけないと子供に言いましょうよ。