子供の名前

エビゾウとマオちゃんのところに女の赤ちゃんが生まれたとか。

名前は、「麗禾」ちゃん・・・ふーん、で?何て読むわけ?「れいか」? はぁ、そうなんだ。

普通に生活していて目にする子供の名前、最近では、当て字?のようなものも多いような気がするのですが、
いったいこれまで、どんな名前がトレンドだったのか、名前ベスト10をちょっくら調べてみようと思いました。

明治安田生命さんのページにありました。「生まれ年別名前ベスト10」
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/ranking/year_men/
 *女性は上のほうにタブがあります。

以下、敬称略させてもらいます。m(_ _)m


男性編は大正元年からスタートですが、おっといきなり、トップの正一というのは大正元年生まれだからでしょうか。
大正2年には正二、3年には正三と続きます・・・大正4年になって清がトップで次が三郎。
清はそれ以降も15年ほどメジャーな名前だったらしいです。

不思議なのは、このあたりで(大正時代を通して)、三郎が一郎よりもほぼ上位にいるということ。
一郎から順番に名前をつけるんじゃないのかしら。
なぜ三郎が一郎より多いの?・・・ナゾです。

昭和2年からは昭二、3年に昭三がトップです。
大正の時と同じ・・・ちょっと安易では・・・。
そしてこの辺りからは清のほかに、勇、勝などの一文字シリーズが続きます。
昭和30年代前半までは、ほとんど一文字だったようです。

昭和34年になって現れるのが、浩のついた名前。
皇室の影響でしょうね。
後半は誠の天下。
このあたりから、和彦、健一、哲也などなど、2文字の名前が台頭し始めます。

昭和40年代後半は大輔(大介)が多かったのね・・・しかし、その後、長期にわたりトップに返り咲いていたのが誠。リバイバル

・・・一気に2010年まで飛ばすと・・・大翔、悠真、翔、颯汰、歩夢、颯真、蒼空、優斗、大雅、颯。
読めないのもあります。やっぱり。


女性編はどうでしょう。

大正時代前半は千代さんが多く、カタカナの名前もたくさん・・・大正10年にはすべて漢字+末尾は子ですね。
昭和2年に和子がトップを取りました。昭和の和ということでしょうか。
しかし和子、その後昭和27年に至るまで、トップの座を明け渡すことわずか3回。
どうりであちこちで会うはずです。
この時期、幸子も多いですね。

昭和28年から36年まではほぼ、恵子がトップです。
その後、由美子やら明美やら、「み」の音を含む名前が続きます。

昭和46年からは陽子。その後、智子。
おっと、昭和58年から平成2年まではずっと愛の天下ですね。
このころには子のつく名前も減り、昭和59年には、裕子と麻衣子のみ。
昭和61年にはトップテンから消え、平成4年に桃子として復活するまでは姿を消します。
平成3年からは美咲。舞や萌など、ま行の名前が多い気がします。

平成12年にはさくらと優花がトップ。その後しばらくさくらがトップ10にいますが、
陽菜というのも。これ、ひな、って読むのかしら。

でもって、2010年、トップは再びさくら、続くのが、陽菜、結愛、莉子だそうです。
更に、美桜、美羽、葵、結衣、美咲、結菜と続きます。


んでもって、わかったこと。

 1.イマドキの赤ちゃんの名前は読むのが難しい。
   (何て読むのかわからない名前もあります。)

 2.イマドキの赤ちゃんの名前は画数が多い。
   だから、将来、お習字やテストのときにたいへん。
   (さくらならこの問題はクリア。)

 3.私の名前は、一昔前にトップテンに入っていた古臭い名前。
   (そういえば、父が尊敬していた女性の名前をもらっとか言ってたような気が・・・オヤジめ。)

予想できること。

 1.来年は麗の字を使った女の子の名前が増える・・・かもしれませんね。

 2.1、が実現した場合、たぶん、お習字やテストのときにたいへんな人が増える。



これ、社会情勢と見比べつつ、もっと細かく分析したら面白そうですね。