評価のウラオモテ

最近、とある化粧品メーカーが販売した石鹸が重大なアレルギー反応を起こす可能性があるということで、問題になっています。
そのこと自体についてここで触れるつもりはないのですが(使ってなかったし)、
その商品に対する口コミ評価が、表ざたになる前と後とで、激変していることにおどろきました。

ニュースになる前(厳密には、公的機関から公表される前)は、「この石鹸は良い!」という意見がほとんど。
「私には合わないのかもしれないけど、ちょっと荒れたかも」といったマイナスコメントもありますが、ほんの少し。

しかし、ニュース後は、「そういえば私も発疹ができた!」「ヘンだと思ってた!」といった内容で埋め尽くされています。

・・・なんだろう、この激変ぶり。
ネットって、マイナスの評価も掲載される可能性があるから信頼されているんじゃないの?
実際に書いている人も多いんですけど、あきらかに、報道前は大多数の意見の平均値が極端にプラスの方向に振れている気がします。
そして、事件後は反対方向に一気に振れたような状態に。

ネットの口コミ評価の見かた、というのを考え直さないといけないなと思いました。