今週のお題「絆」を感じたエピソード

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』見たい！
あなたが友達や仲間との「絆」を感じたエピソードを教えてください

せっかくなので、３つめも答えてみましょう、今週のお題。

数年前のこと、働きながらとある資格を取るために学校に行っていました。
しかもちょうど入学したころから、不慣れな、しかも忙しい仕事をすることになったため、
通学はほんとうにキツいものとなりました。

予習も山ほどせねばならず、しかも、グループで課題をこなさねばならないため、
週に一度はメンバーが集まって仕上げねばならないこともありました。
宿題あり、テストあり、予習をして行かなかったら、週末の授業がわからなくなるので、
予習は必ずやらねばなりません。
しかし、どうやったらそれらをこなせるのか、毎週が闘いでした。

へとへとの状態で夜遅く会社から帰り、素早く入浴や食事、家事を済ませ、机に向かって予習。
あるいは、メンバーと課題の内容についてメールのやりとりをします。
そんな毎日。

私だけでなく、同じクラスの学生はほとんど皆、仕事をしており、しかも忙しい人たちばかり。
従って、それらのメールのやりとりはほぼ、真夜中に行われています。
やりとりが終わったら、さらに自分の課題を仕上げて寝るという生活。

いつのまにか、自分は何時間寝れば持続可能（翌日も仕事ができるレベルのチャージができる）
なのか、というのがわかったりしました。私の場合は4時間でした（当時）。
どうしても課題が間に合わず、2時間だけ寝たいときには、横になってはいけない、ということも
発見しました。
ベッドで横になって寝るとどうしても4時間寝ちゃうんですよ（それも当時。今はもっと・・・）。

・・・そんなウィークデイを経て週末。
授業は朝から晩まであります。
みんな、へとへとに疲れた身体をひきずって、教室に現れます。
授業中は、意識が遠のき、幽体離脱というか省エネモードというか、とにかくオフ状態になりかけている
クラスメートの脇腹をつつきながら乗り越えました。
まるで雪山で遭難しかけているパーティのように。

そう、まるで戦友でした。
資格をとるというひとつの目的に向かって進んでいる戦友でしたね、まるで。
みんな忙しいし、みんなつらい、でも、みんなと一緒に頑張ろうと思っていました。

ですから、無事卒業できた時は、とてもとてもうれしかったです。
卒業式では、みんな涙を浮かべていました。

当時のクラスメートとは今もSNSなどで交流があります。
苦しい時を共に過ごした、まるで戦友のようであるからこそ、の絆で結ばれているような気がします。