タバコを吸うのは、もはや格好いいことではない?

今日、ネットを見ていたら、今年社会人になる人たちに喫煙についてのイメージを聞いた調査結果というものがありました。
ジョンソンエンドジョンソンという製薬メーカーが調査をしてプレス発表したものですが、それによると、新社会人の約9割は非喫煙者で、7割は、上司にも非喫煙者を望んでいるとか。


そして、喫煙者について彼らが持っているイメージは、ストレスが多い、教養がない、品がない、などなど・・・評価メタメタです。


でも、そう言われちゃってもしかたないかなぁとも思います。
道を歩きながら煙草を吸っている人は、後ろの人が煙を避けて走って前に出ても全然気づかないみたいですし、喫煙ルームから出てきたばかりの人は、煙をまとったままの状態が周囲の人に不快感を与えているというのも気づかないようですし。


それに、煙草を吸う人たちの間には独特の連帯感のようなものがあるように思います。
オレたちみんなちょっとワルだけど、仕事はちゃんとするんだぜ、カッコいいだろう、的な。
堂々と、喫煙ルームはコミュニケーションの場だと言っている人もいますよね。
でも、そうやって喫煙ルームでしゃべっている間は仕事してないんじゃないかとツッコミを入れたいです・・・。


もしかしたら、その連帯感をもってして、喫煙ルームで会社の重要なことを決めちゃったりしているかも。
もしかして、そうすることで、喫煙ルームにいることに意味を持たせている?というのは言い過ぎかもしれませんが。


昔、「フレンズ」という海外ドラマを見ていたら、煙草が嫌いな主人公が、会社で重要な話が喫煙ルームで決められていると知り、無理やり喫煙ルームに行くというお話がありました。
洋の東西を問わず、そういうことってあるんだなと思いましたが、それはともかく、どうも喫煙者たちはそれを不公平だと思っていないようなフシがありますよね・・・そのあたりが、教養がないとか品がないとかいうイメージにつながるのかもしれませんね。


喫煙ルームのできる前は、オフィスの中で煙草を吸うのもオッケー、しかもその灰皿を女性社員に片付けさせるのも平気。
有害なものをまきちらして、しかもその片づけを他人にさせるなんてことが、どうして許されていたんでしょうね。


そういえば、だいぶ前のことですが、環境問題についてのアンケート結果を見ていたら、回答の中に「喫煙者は環境問題にも無頓着」というのがあり、思わずうなずいた記憶があります。


ここまで言われるのは、やっぱり、喫煙者たちが周囲に対して無頓着にふるまってきてしまったという実績があるからかもしれません。
今の新社会人たちがそんな意識ならば、やはりこれから喫煙者は減っていくのでしょうね。


それでは、また明日。(明日もちゃんと書くように、また書いておきます!)