地球幸福度指数

先日テレビ(セカイでニホンGOという番組)を観ていたら、「地球幸福度指数」というものがあるということでした。
一位はコスタリカですって。
デンマークじゃないそうです。

番組内でインタビューされている20代前半の綺麗な女の人。
実はシングルマザーで、お姉さんとその子供と一緒に暮らしているんですって。

何人かの女性がインタビューされていたんですが、子供はいるけど夫とは別れましたという人ばかり。
離婚率はなんと48%ですって。

なぜなら、女性たちが離婚してもちゃんと働いていけるような環境を整えることを政策としているそうで、
大統領は女性。
女性が幸せになれば、国全体が幸せになるということでした。

んじゃ、男性はどう思っているかというと、結構受け入れている様子。


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確かに、自分で自分の食いぶちを稼げる人生が一番幸せだと思う。
結婚相手の収入を気にしているのは、自分で稼ごうと思ってないからでしょう。

かといって、一方的に食いつぶされるのは嫌ですから相手の収入は無視できませんけど。
その分、家の中の仕事をしてくれるならいい、とか、そこは、当人たち(チーム)の納得できるよう、
対等に議論して決めるべきでは。

本人たちが望むならともかく、無理やり家庭に縛り付けられていることのほうが、はるかに不幸。
日本の場合、家庭は作られるべきで、そこでの役割は既に決まっている、それを守らないヤツは
おかしいという空気を無理やり作ろうとしていろんな問題が起きていると思います。

でも、誰かにとって都合がよいからそういう空気を作っている。

桐野夏生「グロデスク」の中で描かれている「差別」。
差別する側はいつも快適なんですよね。
・・・家庭を作れば、男性が自動的に「主人」。

やっぱり原因はここだな。